「てぶくろ」や「あかいかさ」に似ているおはなし。
雨が激しく降り出したので、色々な動物が次々ときのこの下で雨宿りをします。
小さいきのこなのに、ありやちょうちょ、ねずみやうさぎまで。
そんなに入れないでしょ〜と突っ込みを入れたくなったところで、「雨の日にきのこはね・・・」と説明してくれるので、「なるほど〜」と思わず納得してしまいました。
その点で、「てぶくろ」や「あかいかさ」とは一線を画します。
絵がユーモラスで、きのこの下にぎゅうぎゅうづめで入っている様子や、動物たちの目の表情が面白い。
雨の日に、どこかでむくむくと大きくなっているきのこを想像しながら読みたい絵本です。