泣く子も黙る名作です。
人間の友達を欲しがったために、赤鬼は、大事な鬼の親友を失ってしまいます。でも、本当に、いつかまたきっと二人が再開できると、私は信じています。
だって、本当の真の友達だから。
私には、青鬼の方が、より優しい鬼のような気がします。
仲のよい赤鬼の前から、潔く姿を消した青鬼の賢明さには、本当に頭が下がるし、赤鬼出なくても何だか泣けてきます。
また、自分には、こんな友達がいるだろうかと、胸に手を当てて考えてしまいます。
でも、うちの子供たちには、まだ少し、本当の意味がわかるのには、早すぎたようです。
「どうして青鬼さんが、いなくなったかわかる?」
と、質問したところ、6歳の娘が、
「旅に出たから。」
と、答えたのには、ガクッときました。
小学校に入ったらまた読ませたいと思います。