季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

  • かわいい
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

泣いた赤おに」 はなびやさんの声

泣いた赤おに 作:浜田 廣介
絵:梶山 俊夫
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:1993年03月
ISBN:9784039635907
評価スコア 4.76
評価ランキング 738
みんなの声 総数 41
  • この絵本のレビューを書く
  • 今回気付いたこと

    子どもの頃から何十回となく読んだおぼえがあり、日本の子どもたちもどこかで必ず読み聞かせなり読んだりしている馴染みの深い話です。

    息子もストーリーを知っていましたが、今回読み聞かせしてみてあることに気付きました。

    それは自己犠牲を買って出たあおおにのこと。あおおにが身代わりになることを申し出た時に

    「なんとなく、ものがなしいげな目つきを見せて」とあり、そこには今後自分はどうすべきかまでを汲み取った覚悟があるような気がしたのです。

    今まで、あおおにはあっさりと身代わりを引きうけたような気がしていたので、私としてあおおににはこんな気持ちがあったことを知りました。

    おそらく子どもの頃には、全体像ではなく主人公のあかおにの方に感情移入して読んでいたんですね。

    もう一つ、あかおにの部屋に応接間がありそこに絵が飾ってあったことも今回初めて気がつきました。

    巻末には、原作全文を掲載とあるので、私が今まで読んできたものはダイジェストだったのかもしれません。

    再度読んでみて、自己犠牲、友情、後悔、ほろ苦さ、いろいろな気持ちが読みながら湧き起こってきました。

    話を読むということは、読んでいる間だけではなく、読んだ後にも心の中に話は残りますし、話の中にある気持ちを汲み取ったり寄りそったりする追体験をするものであるなあというのを改めて感じました。

    一度だけでなく繰り返し読む効用というものですね。

    子ども時代に何度も繰り返し読んで心に残る本って、どのぐらいあるのだろうと思いました。

    投稿日:2011/08/23

    参考になりました
    感謝
    5

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「泣いた赤おに」のみんなの声を見る

「泣いた赤おに」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / いないいないばあ / はらぺこあおむし / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / ぐりとぐら / はじめてのおつかい / からすのパンやさん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(41人)

絵本の評価(4.76)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット