私が一番好きな絵本です。子供の頃に初めて読んだ時、青おにさんが赤おにさんのために旅に出てしまったラストでは、「なんでよー!!」と思い、赤おにさんと一緒に泣いてしまった記憶があります。大人になった今でも泣けてくる、本当にいい本です。うちの子にはまだ早いかな、と思ったのですが2歳のときに読み聞かせてみたところ、「です」「ます」調の丁寧な言い回しが気に入ったらしく、初めのほうは暗記してしまいました。深い内容はまだまだわからなくて当然なのですが、とりあえず優しいオニもいることがわかったようです。ずっと大切に読んでいきたいと思います。