この本はだいぶ前に区の健診のときに貰ったもので、
1歳8ヵ月の娘はさほど関心を示さなかったんですが、
つい最近「読んで」と持ってくるようになりました。
これまでの娘の絵本の読み方は、パラパラめくって
ところどころ気に入った絵を眺めるという読み方だったのですが、この本はちゃんと1ページずつページをめくってストーリーを楽しんでいます。
ページごとにおつきさまが段々と上ってくる
という時間の経過、
そして雲にかくれて泣き顔、
最後は笑顔でハッピーエンドという感情の変化。
このドラマをしっかりと理解できたようです。
絵も親しみやすく言葉も簡単で、
1歳児にとってとっつきやすいということもあったでしょう。
今まで、どうせ買うならストーリーの面白いものを、と思い
三歳向けぐらいのを読み聞かせていましたが、言葉も難しいので、多分絵本を読んだと言う実感が持てていなかったのかもしれません。
すごく良くできた本だなあと思いました。
1歳だってちゃんと読書できるということを
気付かされた一冊です。