とっても虫嫌いなうちの二人の子供。でも、上の子が入園してからだんごむしがブームになりました。
あんなに怖がっていただんごむしを、見つけては取り、集め、喜んでいます。下の子も上の子を見て、触れるようになりました。
女の子でも、少しぐらい虫を触らないと、と心配していたのがうそのようです。
そんな成長を見せる中、子供が幼稚園から借りてきました。
この絵本で、だんごむしがさらにかわいく見えてくるようです。
ころちゃんの視点で描かれている世界は危険もいっぱいですが、まるまって身を守り、せみの子供に助けられ、いつしか大きくなっていきます。
絵のかわいらしさとはうらはらに、だんごむしの生態も描かれていて、なかなか良かったです。
子供はころちゃんを通してさらにだんごむしに親しみがわいてきています。
土の多いところで「ころちゃんはいないかな」と探している様子は大変ほほえましいです。