先日たまっこさんの感想を読んで、このお話知ってる!と思いました。
早速この絵本を借りて読み、とある新聞記事を引っ張り出してきました。H13・6・24の朝日新聞ひととき欄に載っていた、徳田直子さんという主婦の方の投書です。(普段切り抜きとかしないんですが、これはすごく心に響いたので、切り抜いて日記にはさんでおきました。)
小2の息子さんがだっこをせがんでやめないので、よく聞くと宿題だと言う。妹が生まれてからずっとだっこしてあげてなかったなあと、子守歌を歌いながら部屋中を歩き回った。宿題の詩を夜中にこっそり覗いたら、「まただっこの宿題あったらいいな」と書かれていた、という内容。
で気になるのは、原案の宗正美子さんという方が、この子の先生だったのかなあ?ということ。だとしたらすごくいい!私の感動した内容がそのまま絵本になって、みんなの目に触れるのだからすごくうれしいです。
それとも、長年教員をされた宗正さんが、偶然同じ宿題を出され、同じような体験を書かれたということも考えられます。それならもちろん素敵なことだと思います。暗い事件が多い中、こんな宿題を出される先生方がたくさんおられたら、将来に希望がもてますものね。
でも、この投書を見てそれをモチーフにして書いたのだとしたら、ひとこと断り書きを入れるべきじゃないかと思うんです。
その辺の成り行きはおいといて、いもとさんのかわいい動物たち(主人公がもぐらっていうのもいいです♪)が、あたたかいお話にぴったりで、とても素敵な絵本だと思います。
次女は、ラストのみんながニコニコ手をあげてるページが大好きで、順番に動物の名前を呼んであげてます。(もぐらとこうもりはこの本で覚えました。)