この物語を読むと、母として少し安心するのです。
うちの内弁慶の息子もマックスと同じように家の中で大暴れします。
私はその激しさと荒々しさにイライラしてしまい、感情に任せて叱り付けてしまうことが多々あります。
叱り付けた後には、活発に動きたい息子を押さえ付けてしまったのではないか、、
という自問をして後悔するのです。
けれど、男の子って案外めげないんですよね。その場が過ぎればまた一瞬でさっきのテンションに戻ったり。
ここで出てくるマックスも母に叱られてめげるどころか、どんどん内面の野望が膨らんでいきます。
息子も叱られた時、そうであって欲しい。大人の都合で叱りはしますが、自分の野望に従って伸び伸び育って欲しい気持ちはあるんです。
叱り顔ではなく、おいしいにおいを思い出してくれたら母親冥利につきますね。