「きんぎょシリーズ」の感想をナビで見かけて以来一度
読んでみたいと思って借りてきました。
何気なく手にとったのですが、「作 与謝野晶子」?
びっくりしました。
ひょっとしてえらく文学的作品かしら・・。
いえいえ、とても面白かったです。
レトロな絵がお話しにマッチし、ユーモアたっぷり。
おつかいを頼まれた3匹の金魚が初めて電車に乗り、
駅員さんたちとの軽妙なやりとりがおかしかったです。
手がないから切符はあげられないとか苦しいから水をくれとか。
「金魚って水からあがると人間と同じくらいの大きさに
巨大化するんだね。」
息子は意外なところで面白がっていました。
数ある「きんぎょシリーズ」この作品だけが高部晴市さんの原作ではないようです。
この原作に出会って高部さんがシリーズ化を思いついたのかな?