やさしくて心の広い犬のバムとやりたい放題のかわいいカエルのケロちゃんのシリーズの1冊。
雨の日曜日のお話です。
このシリーズは初めてなのですが、かわいくてユニークなキャラクターと、細かい描写のこだわり抜かれた絵が魅力。
ページの隅々に描かれる、家具や小物や小さなキャラまでとても凝っていて、毎回新しい発見があります。
ストーリーもよくできていて、最初の方のやりたい放題のケロと振り回されるバムに笑い、たくさんのドーナツを作るところはワクワクし、屋根裏部屋に本を取りに行くところはドキドキ・・・。
最後はクスッと笑えて、とても楽しめました。
1ページにいくつかの絵が描かれた漫画っぽい構成のページもあり、息子はこのような構成は初めてなのでわかるかな〜と思っていましたが、十分楽しんだようでした。
細部まで描かれた絵に、新しい発見をする楽しみを覚えて、毎回新たな発見を指差して喜んでいます。
「ばむけろ〜」と言いながら持ってくる頻度も高く、とても気に入ったようです。
他のシリーズも読んでみたいな〜。
雨が続いて外に遊びに行けない週末、そんな時に読んでみたい1冊です。