「ジュマンジ」の続編です。
今回はウォルターとダニー兄弟が、宇宙を舞台にたゲームを始めたことで危険な冒険へと巻き込まれていきます。宇宙という脱出不可能な空間と兄弟の微妙な関係にハラハラ、ドキドキ感が増していきます。
私としては「ジュマンジ」の方が好みかな〜?と思いつつ本を閉じたのですが、何か変な気分が残りもう一度じっくり読み直してみました。
原因は、「今回はこう来たか!」と思ったもののちょっと物足りなさを感じたラスト。弟ダニーのことを考えれば考えるほど怖くなるのです。小さい頃、宇宙の果てや幾重にも交差する次元を考えた時のような怖さ。いつまでも答えの見つからず頭が混乱し痛くなってきそうです。
「ジュマンジ」とは全く違う怖さ!さすがオールズバーグと思わせる作品でした。