かわいいタッチの絵に惹かれて、手に取ってみた絵本です。
主人公は、かわいい1匹のモグラ。
夜中に土の中から顔を出したモグラは、月を見て思います。
「あれはなんだろう?」
初めて月を見たモグラは、月が欲しくなります。
月を捕ろうと、ジャンプしてみたり、棒でつつこうとしたり。
その発想がかわいいやらおかしいやら。
息子は本を読みながら、「月は遠いんだよ!」と一言。
でももし、自分もモグラみたいに月を知らなかったらどうすると思う?
と、息子と二人で話したりもしました。
みんな、教えてもらったから月のことも知ってるんだよね。
主人公のモグラも、森の仲間のウサギやハリネズミたちに月のことを教えてもらいます。
いろいろやってみて、お月様のことを知ることが出来たモグラ。
知らないことを発見したり知ったりする時のワクワクドキドキ感が
ぎゅっと閉じこめられた、素敵な1冊だと思います。