おちついた緑色の地面を楽しそうに歩く鮮やかな黄色のひものついた白いくつ。とん とん ぴょん ぴょん ぴょーん あ あぶない いたたたた どっこいしょ 歩き始めた子どもにかけることばがいっぱい出てきます。そのことばのとおりに、うごきまわるくつは、親にしてみるといとおしさを感じます。
くつをはき始めた子どもは、まるでお友だちのような親しみを感じるのではないかしら。
絵本をすこし離して読んでみると、くつの動きがとても立体的にみえてきます。裏表紙のくつは、ぐっすり眠っています。おやすみと声をかけたくなるようです。