おかあさんからひきはなされたアザラシの子が、幾人かの人を経て水族館へ。水族館では、はじめ生活を楽しんでいましたが、お母さんが恋しくなります。かわいそうになった飼育員は海へ放すのですが、、。
白黒印刷で、しかも漫画のように1ページの中にコマがあり(読み順の番号はふってあります)字が小さく、漢字もあるため未就学児童が自分で読むのはかなり厳しいです。でも、ぜひ読んであげてほしいです。オバケに間違われる、という展開が子供にはとっても面白いようです。最後はもちろん、とても良い結末です。
エッツさんの本は「もりのなか」と「わたしとあそんで」が次女がとてもお気に入りですが、そのすべてが孤独な感じの子供がほかの動物などとふれあい、最後は心が温まるというストーリーです。次女は、ほかの子と遊ぶよりは、一人の世界を楽しいみたいタイプの子なので、そういう子供はとてもこの本は、お気に入りになると思います。