ほたるが仲間を探して飛んでいきますが、仲間と思った光は、懐中電灯だったり、犬や猫の光る目だったり、車だったり。でも最後には仲間達に会うことができて、たくさんのホタルたちがおしりをピカピカ点滅させます。このホタルたちが登場する最後のページがこの作品のクライマックス!この本が厚くて、値段が高い理由が最後のページに集約されています。お話としかけ絵本のアイデアはとてもよいと思うのですが...
エリック・カールが大好きな私はあえて辛い点をつけさせていただきます。
問題は絵なのですが、カールにしてはタッチが雑で、犬や猫が怖いんです。(夜の話なので暗い色合いなのはしかたがないと思いますが)期待して買ったのでちょっと残念でした。
ただ、1歳の娘はそれなりに喜んで読んでいるのです。このへんが大人と子供の感覚の違いかもしれませんね。
蛇足ですが「電池」は数ヶ月で切れてしまいました。