文章がリズミカルで、流れるように読める絵本です。
じろろっぷは、欲張りでなんでも自分のものにしないときがすみません。お父さん、お母さんも、「どんな大人になるんだろう‥」とすっかり困ってしまっています。
そんなある日、ひきがえるの魔法のくつを、いつものように奪ってしまうじろろっぷ。ちょっと困った子です。でも、このことがじろろっぷの将来に大きな意味を持つことになります。
よく、現在成功している方々が昔の自分を振り返って、「あの頃はわんぱくで‥」などと話をしている場面を見かけますが、この絵本にちょっと通じるものがあります。
人生の巡り合わせって面白いものですよね。