さるかに合戦のおはなしをうーんとかわいくしたらこんなかしら?と思わせる、夢のあるストーリー。ゆうじが自分の模型飛行機と取り替えた「そらいろのたね」をまくと、空色の家が生えて、どんどんどんどん大きくなって、みんなが遊びにきてくれました。その中には、あの「ぐりとぐら」もいて大興奮。こんな風に誰かが来るたびに大きくなる家があったらと想像したら、本当に楽しくなります。
この絵本はとっても絵もストーリーもかわいくて正統派といったイメージですが、私的には、ちょっとひねりの利いた、たかどのほうこさんの「みどりいろのたね」も好きです。ご興味あるかたは是非読んでみてください。