藁しべ長者のようなお話のはじまりですが、ゆうじときつねがたからものを交換します。ゆうじが得たものは、そらいろのたね。この種が夢をいっぱいかかえた不思議なたねだったのです。読み進むうちにすごいすごい、おひさまの光を浴びて、水を得て、どんどん、それ色の種が大きくなっていきます。たくさんのお友達や、動物たちが遊びにくるわけですが、そこへひょっこり、いじわるきつねの再登場。なんだかわけのわからない欲張り、意地悪を展開します。・・・と、やっぱり、意地悪はよくないよなぁと結末を見てイッヒッヒッ!と大喜びしたのは私だけでしょうか?子どももですが、私も大好きなこの本です。なんだかすっきりするんだよなぁ!