裏表紙には「かがくのほん」となっています。確かに「科学の本」なのですが、それだけではありません。惑星や大気の説明を交えて、しかも、感動できるお話です。
2人の子どものお産を思い出しながら読みました。2歳と0歳にはまだ難しい内容なのですが、聞き入っていたようです。繰り返し読めば読むほど、声がうわずってしまうような素敵な内容です。
人間1人の存在は、地球の営み全体に比べたら目にも見えないくらい小さな存在でしょう。しかし、その小さな命の中には、時空を越えた様々な自然の営みが脈々と受け継がれているのです。
そして、この時代の、地球という惑星の、日本という国で、自分たちと息子達が親子になったということも、すごい確率のめぐり合わせだったのだという思いがこみ上げてきました。