物語の初めはたいてい同じ。トラゴロウはいつもお腹がペッコペコ。そこでもう長男は笑います「またか!」と。
内容はなかなかスゴイ。キツネが機械を作ったり、トラゴロウがTVを見たりと擬人化しているかと思えば、トラらしく、りょうしやひつじをぱくっぱくっとどんどん食べてしまう。なんというシュールな世界。前半6本と最後の話は少し毛色が違うような気もします。
「こうしてみんな仲良なりました、めでたしめでたし」みたいなお話ではないので、優しいお子さんはもしかすると引いてしまうかも?でも子どものうちに一度は読んでみたい本だと思います。