久々におばけシリーズを借りてきました。
やっぱり、ほのぼのとした感じがいいですね。かみなりのこどももすごくかわいいです。
このかみなりのこども雲のきれめからおちてしまって、おちたところがトラのうえ。
トラ柄のふんどしをはいていたので
「ふんどしがいじめるよ〜」
と、とっても面白いお話です。
でも、ここで終わっているんです。
落っこちた雷の子は雲のうえにもどれたのだろうか?
お父さんが助けにきてくれたのか?
様々な疑問を残したまま物語がおわっています。
せなさんらしいといえば、そうなのですが。
長女は「え〜!どうなったの?」
と尽かさず突っ込みをいれてましたが、それほど不満な様子もありません。私も、気になりません。むしろ、それが面白く感じたりもします。
この中途半端感もこの本の魅力のひとつのような気がします。