2歳8ヶ月の息子に読んでやりました。
ヨーロッパではよく知られたお話なのですね。ロシア民話だという『おだんごぱん』と内容が同じでした。地方ごとに食べるパンが違うように、お話も少しずつ違うのでしょうか。
日本では『おだんごぱん』の方が断然有名なようですが、息子にはこちらの方が好評でした。しょうがパンぼうやという名前からして人格を持った子供のようですし、人間のような姿をしているので、走って逃げることを理解しやすかったのだろうと思います。
これを読んでしばらくしてから、息子が道路を走って私から逃げながら、きゃっきゃと笑って何か喋っていると思ったら、「ぼくはパンぼうやだよ〜〜〜」と言っていました。
最後にきつねがうまいこと少しずつ引き寄せてパクリといくところがたまりません。やっぱり追いかけたら逃げますよね。子供は逃げるのも好きなようですが。