真面目な日本人の絵の感覚では描けないポップな絵本。この絵のホップさにかなう絵本作家は長新太先生ぐらいかな(あれはあれで物凄い色彩感覚だけどね)。くれよんの色の印象を考えて絵にして見ているこっちまで楽しくなってきます。
しろいくれよんはおばけなんて日本人なら青空に浮かんだ雲を綿菓子にして食べちゃいそうです。ピンクのくれよんもピエロがでてくるなんて舶来の絵本だなぁと思ってしまいました。日本だったら桜を選ぶのじゃないかなぁ。
姪っ子はこの絵本を読んだ後白い紙にくれよんでぐちゃぐちゃわけのわからない絵を描きはじめました。姪っ子の最高傑作ができたそうです。絵を画像で見せられないのが残念です。