まず、冒頭で子どもは笑いました。「むかし、くさぼうぼうの あれた はらっぱの はじに、きたないこやが ありました。」・・・しかも登場するこぶたたちは「おてつだいも べんきょうもせずに、いつも なまけて こまったことばかり してい」るんです。
そのこぶたちが、にんじんのお陰でおりこうさんになるんだけれど、決して「だからにんじん食べよう」とか「すききらいをやめよう」ってことではないんですよね。きょうだいげんかのやりとりや、悪いモグラたちもユーモアいっぱい!歌う場面が多いのですが、自信満々でテキトーに歌います。
このシリーズの中では「からすのパンやさん」や「どろぼうがっこう」がよく知られていると思いますが、これもぜひたくさんの人に読んでほしいです。