絵を描く時間が終わっても画用紙が真っ白な女の子。
「どうしてかかないの?」「みんなかいてるでしょ」「何でもいいから描きなさい」
といったツマラナイコトを言わない先生がすごく魅力的。
実は私の弟はその口で、毎日の絵日記の絵が苦手で・・・
真っ白な絵日記に向かって何時間も机で固まったままだたのでした。
(日記は何文字以上で書きなさい、夏休みでもないのに、毎日つけること、などなど、子供がつまらなくなる束縛がいっぱい)
こういった体験があるので、この絵本は、本当にわかるわぁ〜という気持ち。
だれだって、自己表現できるならしたいのです。
でも思っているようにかけない、もっと上手く描きたいのに、
そういう気持ちがあるから・・・苦手って思ってしまったりするのでしょうね。
それはすなわち、現状に満足していない限りない思いがあるからこそ、かも知れません。
ワシテも、もっと上手くてんを描こうと色々試しているうちに・・・
素晴らしい個展(?)を開けるようになるまでに。
幸い絵を描くことが好きな娘は、すごいいっぱいのてんだねぇ。
と目を輝かせていました。
最近絵の具遊びしてないね、またしよう!
大人の(私の)どんな一言で描いてみようと思えるか、描くのがいやになってしまうか、
責任重大だなぁと重い知らされた絵本です。