なかやみわさんの絵本は、意外なものが主人公になるのですが
今回は、きりかぶ。
きりかぶならではのお話に、「そうくるか!」って感心しました。
きりかぶの近くに咲いたたんぽぽ。
でも二人はケンカばかり。
「ふたりとも うごくことが できないので、
いやでも まいにち かおを あわせるのです」
の文に、笑いながらも「そうだよねぇ」と思いました。
こんな究極の(?)関係の二人ですが、たんぽぽが枯れてしまうと
きりかぶは、淋しくてたまりません。
その時のきりかぶの表情が切ないですね。
自己主張が強くて、お友達とけんかばかりする3才の娘。
この絵本を読んで、感じる所があるといいなぁ。