8歳の娘が、「私も保育園に入る時そう思ってたと思う・・・」と読み終えてすぐに言いました。
娘はは0歳から保育園でお世話になり、4歳で転園した時、確かに慣れるまでとても不安な様子でした。
私も自分の仕事のため、保育園に6年間早朝から夜まで預けることは、当然で仕方のないことではあったのですが、心配でなりませんでした。
その頃の一生懸命だった自分たちの姿が思い出されて、「うふふ・・」とちょっと恥ずかしいような、嬉しいような、暖かい気持ちになりました。
幼稚園・保育園入園を控えた親子さんに、「コミカルな絵とリズムのよい文章で、楽しくて、面白くて、入園の心配を減らすこともできる、よい絵本ですよ」と、お薦めできます。
でもそこを乗り越え終えた親子さんにこそ、ぜひ手にとって見てほしいなと思います。
私、娘、息子、みんなが声をそろえて「ほっとした〜」と言いました。
心配しすぎるウェンベリーは、実は自分で、あの子この子すべての子なんでしょうね。