娘がやっている通信教育の国語の問題の中に、この物語の
一部があったので、全部読んでみようと、図書館から借りて
きました。
読みながらなんだかちょっと寂しくなってしまいました。
ブルートレインが次々と廃止になってしまうという昨今のニュースが
思い出されて。
私は実は日本では寝台列車には乗ったことがないのですが(なぜか
ケニヤではある。笑)、列車には独特の旅情みたいなものがあって
いいなあと思っています。ああ、それなのに・・。まだ乗っても
いないのに。
この物語にもやっぱりその独特の旅情が感じられます。
なんとなあく、物寂しい気持ちにもなるんですよね。
夜行だからかなあ。船や飛行機では、でも、たとえ夜でも
そういった気持ちにはならないのに。
その上、主人公は小学校2年の女の子。
ひとりでおばあちゃんが住む青森へと向かっています。
心細さもあるよね。
なぜか、娘にはその心細さがわからなかったようだけれど。