世界中で人気のあるバーバパパ。
そんな彼らが独自の学校を開くお話です。
しつけの厳しい学校に子どもたちは大荒れ、大人たちはお手上げ。
そんな様子を見たバーバパパ、自分たちが学校をつくることにしたのです。
彼には確信があったのです。
じぶんのだいすきなことをべんきょうするのなら、
きっと、よろこんでやりますよ
バーバパパファミリーは自分のからだを思うような形に変えられます。
楽器になったり、機械の歯車になったり、
このカラフルな友達は、あらゆる道具・学ぶ機会を
子どもたちに与えてくれます。
その素敵でユニークなスタイルに親子でワクワクできます!
半信半疑だった大人たちは子どもたちが輝く様子にびっくり。
愉快で夢のある、懐の深いバーバ流の授業に
私たち親子もすっかりトリコになりました。
しかし、なんということでしょう。
私たちの世界にはそんな愉快な仲間はおらず、
娘もそこそこ厳しい学校へ通うしかないのです。
ここは、バーバパパに共感した親が、彼らみたいに柔軟に変わらねばなりませんね。
うまく出来なくても、荒れていても。
子どもを信じて受け皿に変身、
話をして、いいところをしっかりと見て、機会を与えるのです。
ただ叱り飛ばすだけより、ずっと難しいことです。
でも、学校がまだ怖いと言う娘の親として、できることをしたいと思いました。
バーバパパの熱心な教育に突き動かされる絵本です。