どこにでもいそうな男の子ゆうちゃんが主人公です。
豆まきをしようとお父さんを待っている・・というのもなんだかどこの家庭でもありそうな風景で、子どももわかりやすいなと思いました。
このストーリーは堅苦しい節分の由来ではなく、心の中の弱い鬼をやっつけるんだよというメッセージを子どもにもわかりやすく教えてくれるところがいいと思いました。
鬼=怖い・・という恐怖心だけを持っている子もいるので、みんなの心の中に住んでいる泣き虫鬼、怒りんぼ鬼、好き嫌い鬼・・・色んな鬼をやっつけてくれるんだね!と子どもにもわかりやすい言葉で豆まきの大切さを教えてくれました。
イラストがほんわかあったかく、鬼の描写も怖くないのでそれも良いなと思いました。