建築好きにはたまらないワクワクする絵本です!
ドワーフじいさんは、見晴台のある自分だけの家を建てようと設計図を描きました。早速建て始めたのですが、材木が重くてなかなか作業は進みません。
そんなときにくまがやってきたのが事の始まり。「手伝うからぼくの部屋も作ってよ」。
なるほど。ここでお話の先がだいたい読めてしまったのですが、それでも想像以上のワクワクと賑やかさが待っていました。
どんどん変わっていく設計図の無理やり感も、ナイスユーモア!「あ〜あ、こんなことになっちゃってるよ(笑)」と親子でくすくす笑いながら読みました。
ずっと不機嫌な顔のドワーフじいさんは、昔の職人気質のおじいさんっていう雰囲気で…でもドワーフじいさんの心境が徐々に変わっていくようすも微笑ましくて。
心があたたかくなる楽しい絵本でした。