たくさんのナビの方が感想を書いている作品ですね。
「カメラは見た!」みたいな、ドキュメント風に作られている写真絵本の作品です。
初版が1979年という年代のためか、すべてのページの写真は白黒になっています。「白黒」のためか、「夜の」という印象が強くなっている気がします。
夜の病院に運ばれていくのが、幼稚園の年長さんか、小学校一年生くらいの男の子なので、どちらかというと、男の子の方がこの絵本に親近感をわくのではないでしょうか?
うちの子どもたちは年齢的にも、対照的にも、この絵本は範囲外だったようで、まるで興味を示しませんでしたが、
病院の表舞台で働いている医師や看護師以外に、病院のボイラー室を管理している人まで描いているところは、さすが「こどものとも」シリーズの作品だな。と思いました。