リアルなんだけどなにか暖かみを感じさせる絵、娘が豚好きだったので買ってみました。
娘にとってはちょっと文章が長かったようで、退屈してくると、絵の隅々にかかれてあるヘリコプターや山などを見て喜んでいました。
読んでいる母としては、ちゃんとストーリーに集中してよぉと寂しくなります。
すると物語の最後の方で、娘が発見した細かいもの達も「こんなのがあったよね?」と優しく取り上げられていて、さらに娘は大喜び。
大人はついストーリーに直接関係のないものを気にしないというか見なくなってしまいがちですが、一見「脱線」とも言える娘の見方も「発見」として肯定してくれたようで、嬉しかったです。
娘は巻末のぶたぶたくんの町の地図の上で人形ごっこをし、自分もぶたぶたくんの町の住人になった気でいるようです。
寝る前に「ぶたぶたっ」と必ず持ってくる本の中の一冊になりました。