イワンのお気に入りの秘密の場所。
ガラクタのつまった屋根裏部屋。
そこには友達のねずみの”チュータン”と長いすの”ボヨン”がいる。
ある日家の前にトラックが止まって、屋根裏部屋は空っぽに…
イワンは三輪車に飛び乗ってチュータンとボヨンを探しに行きます。
イワンの大切な友達は大人にとっては不要なモノです。
子供にとって大切なモノでも、私にとっては邪魔なもの。
私にとっては大切でも、ダンナにとっては邪魔なもの。
またその逆もあります。
その人以外には分からない大切なものってあるよなぁって、
この本を読んで思いました。
でも捨てないと片付かないんだよねぇ〜。
絵本を読んだあと、子供たちはちょっと寂しそうでした。
子供の気持ちも大切にしてあげなきゃって思いました。
お話の中では物言わぬイスのボヨンは
生き物のように登場しています。
がらくたの下でぺちゃんこのボヨンを想像するとちょっと苦しかったです。