ジェインという女の子には、赤ちゃんのころから大好きなピンクでふんわりしているあったかい毛布があります。
いつでもどこでも一緒の毛布。
ミルクを飲むときもお昼ねをするときも遊ぶときもいつも一緒です。
どんどん大きくなってくるジェインとともに、毛布もどんどんボロボロになっていきます。
それでも「あたしのもーもがほしいのよー」と。
どんどんちぎれてしまって、ちっぽけな毛布になりました。
うちの娘もいつも昼寝で使っていた毛布があります。
遊ぶときにもお人形にかけてあげたり、アンパンマンのマントにしたり。
子供の時には毛布が落ち着くのでしょうか。
いつの間にか使わなくなってしまった毛布。
少しさびしい気もしますが、成長を感じます。
とても暖かい絵本だな、と思いました。