お母さんと遠くに住むおばさんとの心のつながりが、じんわり感じられるお話です。
見た目は、仲良くなさそうですが、お母さんがほんとに長い手紙を書くことは、おばさんへの愛なしではできない作業。おそろしく長い手紙でびっくりしてしまうけど、その手紙がおばさんにはどれだけ心の励みになったのかが、これまたオーバーなまでに描かれていて、読む人を圧倒します。
手紙を書くことは少なくなってしまいましたが、あらためて「手紙を書く」という心の伝達方法のすばらしさを感じました。書くうれしさ、もらううれしさを実感したくなりますね。