私自身、少し前に13年間共に暮らした愛犬を看取ったばかりなので、読みながら何度も涙がこみあげてきました。
そういえば「好きだよ」なんて言ってあげたこと、一度もなかったなぁ。
言ってあげれば良かったな、なんて考えていたら、ものすごく泣けてしまいました。
2歳の息子が、死がどういうものなのかを理解するには、まだまだ時間がかかると思います。
でも、この絵本の温かみのある絵や、主人公の少年の純朴な言葉で語られる身近なものが年老いていく悲しさ、死別の辛さというものは僅かながらも伝わったのではないかと思います。
楽しかったエルフィーとの日々が丁寧に描いてあって、悲しさがより一層、伝わってきます。
私も身近にいる大好きな人たちへ、一緒に過ごせる幸せや感謝の気持ちをもっと伝えていきたいと改めて思いました。