地獄のお話。
昔、テレビでやっていた「日本むかし話」でも、たしかこんなお話があったはず。
なつかしく思いながら、読みました。
こういった類の絵本をあまり読むことがないので、かえってとても新鮮。
ちょうど節分の時期だったこともあり、
「わぁ、鬼だ、鬼だ。」
と鬼が出てくるたびに、息子は大喜び。
地獄で出てくるえんま様や鬼は、けっこうおそろしげで、強烈です。
でも、そんな地獄をものともせずに、難所難所を切り抜けていく4人の姿が爽快。
食べられた鬼のおなかの中で大暴れする様子は、子供にもおもしろかったようです。
「体の中って、こんなふうになってるのか。」
なんて言いながら、二人で地獄のお話を楽しみました。