ハンガリーの絵本で1961年の作品です。
日本では1965年に翻訳されていました。
作者のマレーク・ベロニカは人形劇の経験者。
道理で絵本の中の姿が決まっていた訳です。
ラチとらいおんと言えば、まずグッズが思いつく人も多いはず。
それくらいらいおんのキャラクターは有名ですよね。
40年以上前のキャラクターなのに、とてもいい味を醸し出しています。
しっぽの動きなんて絶妙です。
お話は、弱虫のラチのところに現れたらいおんが、ラチを強くしてくれるというもの。
ありがちなストーリーではありますが、きっと子供の心に響くものがあると思います。
自分は変れるということをさり気無く教えてくれる絵本ですが、誰の心にも、ライオンがいると思わず言いたくなりました。