弱虫のラチがらいおんのおかげで強くなっていくストーリーです。ドラえもんとのびたの関係とよく似ているような気もします。
絵はとてもシンプルなのに、なぜか人をひきつけます。とくに、らいおんがとってもキュートです。もともと外国の本のようですが、とても素敵に訳されていると思います。
らいおんの口調が、「きみ、〜したまえ!」という感じなんですが、それがぴったり。
最後に、らいおんが置き手紙をしていなくなってしまいます。ラチはもう強くなったから、他の弱虫の子どものところに行かなければならない、という内容なのですが、4歳の息子は「ぼくのところにくるかなあ」と、言っていました。