小学3年生のクラスの読み聞かせに使いました。
エレベーターが寄り道しちゃうなんて、急いでることの多い大人にとっては、ストレスがたまってしまいそうなお話ですが、乗ってくるお客さんの希望の場所へ運んでくれるエレベーターがあったらと想像してみると、なんだかわくわくしますよね。
子どもたちは、階ごとにちがう表情を見せる世界に、おどろいたりこわがったりで、一冊でいろんな感情をもつことができたようです。
「こわかったけど、おもしろかった」というのが多くの子の素直な感想。
エレベーター1つでいろんなところに旅できる、想像をふくらませるにはもってこいの一冊でした。