「ひっこし」に関する本を探していて出合いました。
見開きにあしあとがたくさんついていて、「何の事やら」と思いましたが、中身を読んで謎が解けた!
小学生が書いたようなタッチの絵ですが、実に楽しいです。
細かいところがとってもユーモアにあふれていて傑作。
今時の子どもには、みたことのないようなレトロなものがいっぱい並んでいて、大人の方が「あぁ、これ見たことある」なんて、盛り上がるかも。
ごみごみした大都会に建つ一軒の古い家、なんと足がはえて住み心地のいいところをさがし、道路をどんどん進むのです。田圃を過ぎ、山を越えて行きますが、ある時友達を見つけ、止まりました。そこは、とても見晴らしのいい丘。そこに根をおろすことに。
家にはえた足、傷だらけの足におばあさんが「足袋」を作ってくれた場面、あんまり意外で笑っちゃいました。