2人目が生まれる時、友人がプレゼントしてくれた絵本です。
上の子は当時まだ2歳になる前で、赤ちゃんが生まれる、ということがよく分かっていなかったと思います。
この絵本を通して、赤ちゃんの誕生を待つ気持ちを上の子と共感できたらうれしいな、と思いながら読んであげていました。
その上の子ももうすぐ4歳。下の子は1歳半。
やんちゃ盛りで手もかかるし、兄弟げんかも絶えません。
今、この絵本を読むと、そんな手の焼ける子供達も、生まれるときは、この絵本に出てくる家族みんなと同じように、心待ちにしていたんだよね・・・と毎日ガミガミの自分を反省したりして。
上の子は、この絵本の影響で、ベビーベッドのことを「ゆりかご」と呼びます。
「ゆりかご」という呼び方は、ベビーベッドよりも響きが優しくて、どこか懐かしい感じもして、私は好きなんです。
独特の絵は楽しくあたたかく、言葉使いも優しくて、好きな絵本のひとつです。