秋に受講したブックトーク講習会で、「この本を必ず入れてブックトークを組み立ててください」というのが、課題として出されました。
その結果、「旅」「オンリーワン」「みんな違ってみんないい」「気持ちを伝えよう」などいろいろなテーマでのブックトークが発表されました。
このように、この本は、いろいろな切り口で読むことの出来る本です。
小学校の読み聞かせでは、6年生の全クラスで、読み聞かせ最終日にこの本を読み、読み聞かせメンバーが一言ずつメッセージを送りました。
最近、高学年で、自分と違うものに対しての寛容さが欠如していると感じることが多かったので、私は、「違う文化、違う人種も同じように大切なものであること、そして、自分自身のことも大切にして欲しいこと」を6年生への送る言葉としました。
大きい子には、上記のようにいろいろなメッセージを伝えることが出来ますし、小さい子には「いろいろな国、いろいろな人がいるね」という興味で読むことが出来ます。
何度も何度も読んで、「いろいろな人がいること」「いろいろな人が同じように大切な存在であること」を、ゆっくり学んでいって欲しいなと思います。