今北日本では厳しい季節で大変だと思いますが、頑張ってください。
ゆきうさぎも、厳しい自然の中で、懸命に生きようとしている動物です。
手島圭三郎さんは、いつも、北に生きる動物たちを題材に、
絵本を作られています。
そこには、容赦ない現実と、しかし、必死に生きようとする生き物たちの姿があり、
どの作品も、私たち人間に生きる意味を問いかけてくれています。
北海道の深い山奥で、ゆきうさぎのこどもがうまれました。
しかし、襲ってくる敵に、親や兄弟をなくします。
悲しみの中、敵から身を守り必死に生きるゆきうさぎ。
その先には、新しい仲間との出会いがありました。
うまれもった知恵で生き延びようとする姿は、心をうたれます。
そして、仲間と出会えた時、感動で涙が出てきました。
本当に良かったと思いました。
ゆきうさぎは、寒い冬が一番楽しい季節だといいます。
真っ白な雪の上で元気に飛び回るゆきうさぎを想像して、
生きるって素敵だなって感じました。