ある日妹が入院することになり、ひとり残された小さなお姉ちゃん。お母さんが妹に付き添い、一人心細くお父さんの帰りを待つお姉ちゃん。不安で不安で仕方ないはずなのに、幼い妹を心配する姿に胸が締め付けられる思いでした。大切なお人形をいつも勝手に使って、妹が嫌な妹に思っていたけれど、居ないと寂しい・・。自分の一番大切な物を、お見舞いの品にする妹想いのお姉ちゃん、そしてお母さんが後ろからおねえちゃんの肩にそっと添える手からは成長したお姉ちゃんを褒め、いとおしく感じる母の気持ちも伝わってきました。姉妹、兄弟って喧嘩もするけれど、想い合うとっても大切な存在。家族、姉妹の愛情を感じました。