きたよきたよきましたよ。
あのせなさんの、ちょっぴり怖い、
なんだか読後感が微妙な絵本。
でも…やっぱり、そんなせなさんのテイスト、私は大好きです。
待ち合わせに遅れたお月様に、
お日様はひどくどなります。
「あんなにおこらなくてもいいじゃないか」とお月様。
はじまりは小さなことだったのに、
雲や星まで巻き込んで、大戦争になります。
「戦争ってなーに?」「地球ってなーに?」
この絵本は、けっこうシビアな絵本なのですが、
息子が読み聞かせの最中に、のんきに質問をしてくるので、ちょっと気がそがれました。
ラストといい、ちょっと難しかったかな?
最後の男の子の顔が、またなんともいえません。