ひょいと選んだ本だったんです。
深くは考えずに読み始めたのですが、これがすごい!
誰にも経験があることだからなのか、小学1年生の子どもたちが動きをストップモーションのように止めてこちらをくいいるように見つめます。
ちゃんとお話の内容を理解して聴いている子どもたちは、ぼくが負ける場面の絵が見えたところで「あ〜あ」と声をもらしました。
気持ちがめいいっぱい、お話の中に入っていたんでしょうね。
負けっぱなしではないので、安心して読み聞かせてあげられます。
短いので、長めの話と組み合わせて読み聞かせるときにリストにいれていただくと良い作品かと思います。