「おまえうまそうだな」を読んで、すっかり宮西達也さんのファンになりまして、本屋さんでこれを見つけ、早速手に取りました。
プテラノドンの子供が、ティラノサウルスを助けるためについた嘘。そして、それが嘘だと知っていても、嘘だと気づかない振りをしたティラノサウルス。
それだけでもじ〜んとしたのに、最後、プテラノドンの為に魚をとってきたティラノサウルスと、それを知らずに、逃げてしまったプテラノドンが、「もし、自分がティラノサウルスだったら、友達になれたかもしれないのに・・・」と思ったところがとても切なかったです。
きっと、ティラノサウルスの怪我が直ったことがそんなに急でなければ、友達になれたのに・・・。
そう思ってしまいます。
子供がいないときにじっくり読んでしまったので、今度は、子供と一緒に見たいと思います。
そして、プテラノドンのお父さんとお母さんのように、「やさしく、強く育ってね」と伝えたいと思います。