この絵本を初めて読んだ時は、ちょっとビックリしました。
ほんとに「パンツのはきかた」そのものです(笑)。でも、その姿がほんとに可愛いんです。大人になって、パンツのはきかたなんて考えたことなかったですが、この絵本を読んでみて、あーこどもってこうやってひとつひとつ少しずつできることが増えていくんだな〜と、あらためて実感しました。オムツ交換大嫌いの息子は、いつも暴れて脱走します。そんなとき、「パンツはね…はじめに…」と言うと、戻ってきてくれるようになりました。自分で履きなさいというように促したわけでもないのに、お風呂上りなんかは、自分で一生懸命パンツを履こうとするようになりました。取り返して私が履かせた方が楽ですが、その真剣な姿がとても可愛いので、声をかけずに見守るようにしています。今までは、オムツ交換のたびに、大きい声を出したり、忙しい時はついついキツく言ってしまったりすることもあって、反省していました。この絵本に出会って、オムツ交換の悩みがとっても簡単に解決してしまいました。
あるひとつの同じ絵本を読んだとき、お子さんひとりひとり反応は違うと思いますが、そのお子さんに相性のいい絵本に出会えた時の、絵本の影響力ってほんとに大きいな〜と、あらためて実感しました。きっと息子にとっては、この絵本と出会うタイミングがちょうど良かったのかなと思います。